25年ぶりの再会

 断っておくと長文です。しかも超個人的な話です。かったるい人は読まない方がいいかも。オチとかないし(笑)

 今日はネット上で「ある人」と25年振りくらいに再会した。
再会といってもその人の関連サイトを見つけた、ってことだけど。
小学校低学年の漏れに「勉強方法の基礎」を教えてくれた人なのです。

実はね、小学校低学年の時の漏れは今で言う登校拒否をしていたんですよ。いじめとかじゃないよ(w)そんな陰湿は時代では無いですから。
本気で「学校なんてアホらしい」と思って自分の部屋で図鑑を読んだり絵を描いたりしてた小学生だったんです。
だって、知りたいこと教えてくれないじゃん、小学校って!(当たり前だ!)
「3+5=8!」とかクラス全員で大声で叫んで、先生が「よく出来ました!」なんて誉めて、みんな喜んでる光景は馬鹿馬鹿しいでしょ?え?小学校なんてそんなもんだって?
ええ、その通りです(笑)
だからもう早く家に帰りたくて帰りたくて、ある朝ついに「行かない!」って親に宣言したんですね。
まあ、なんだかんだ言われて、先生が朝から迎えに来たりして、しぶしぶ学校に行ってたんだけど、そんなスタンスだから授業を真面目に受けるわけはなく、小学校3年くらいまでは多分問題児でした(いや、絶対だろw)。

そんな漏れが普通に学校に行けるようになったのは、最初に言った「ある人」との出会いからだったのです。
その「ある人」っていうのは、

  1. 当時20台後半の女性(年の差は丁度20年!)
  2. 当時確か、某大学の助手
  3. お正月とかお盆休みとかにしか会えない
  4. いつの間にか会うようになった

実は、漏れからみたらおじさんと結婚したばかりの「おばちゃん」だったのですね。おばちゃんと呼ぶには若くて綺麗な人だったのであんまり言いたくないんですが(汗

あるお盆休み、宿題を田舎でだらだらとやってるの見て声かけてくれたんです。
当時の漏れにとって宿題(勉強)なんて単に鉛筆の芯を消費する行為でしかなかったのよ。手がだるくなるだけ。頭使うものではなかった。
だから、傍から見てたらつまんなさそーに、やってたんだろうね(笑)。でも一応答えは合ってるから他のオトナ達は注意出来してこないんだよね。

 その時に、「おばちゃん」がすごーく遠まわしに注意をしてくれたんですよ。細かい言葉はもう忘れたけど、
「やる気の無い勉強はたとえ答えがあってても勉強ではない、今の勉強はつまらないかもしれないけど勉強に対するスタンスを持っていないと将来勉強したいことがあっても勉強というものがわからないままになってるよ」
ということをやんわりと。
まあ、小学生が理解出来たかどうかというと怪しい(笑)んですけど、それ以降すこしづつ、学校の勉強に対するスタンスは変わりました。
教科書から勉強するんじゃなくて、教師から勉強してやろうって感じに変わっていきました。ただ、比例していわゆる成績は下降気味になりましたけど(笑)

まあ、そんなこんなで漏れにとってはかなり重要なおばちゃん、だったんです。
事情から会えなくなってしまって音信不通になってたんですが、ググッてみたら、現在では一橋大学の教授になられて、がんばっておられました。
見つけたサイトというのは彼女のゼミのHPだったんですが、彼女の笑顔も語り口もなーんにも変わってなかった!!
あんまりうれしくて、思わずゼミのBBSに足跡残してきてしまったほど(笑)。(アラシじゃないよ)
まだ憶えててくれてるかなあ。