続・TheWayUP↑

 なんだかアマゾンのレビューでは毀誉褒貶ってな感じでなかなか楽しめますね。まあ、リスナーが何を望みながらCDを買ったか、っていう部分がよくわかって面白いですけど。(俺の聞きたいものを演れ!それ以外は認めない!っていう人を某BBSではリテナーと呼びます)
 このアルバムは確かに聞き手(といっても聞き手の知性云々じゃないよ)を選ぶ感じがあります。今まで(つうか下品(ゲフィン)時代のね)のPatMethenyGroupにあったPOPで切ないメロディ−は殆ど影を潜めてます。
そういうものを求めて手を出した人にはちょっとキツイと思います。
ただ、ECM〜『FirstCircle』までが大好きでそれ以降のアノ路線にちょっと閉口してた人達(漏れだ!)は嵌るんじゃないかな。『FirstCircle』の時に感じた「過渡期なのに傑作」という思いをこのアルバムにも抱いてしまいます。いまだ過渡期なPMGに乾杯!