2004-03-28 ■ 小説 作家をだぶらないようにするとこんな感じか・・・。 「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」:村上春樹 3部作のどれかでもよかったんだけど、あえて。 「虚人たち」:筒井康隆 「失敗作ということを除けば最高傑作」と誰かが評してましたね。まさにそのとおり。小ネタがちりばめられていてスルメのように味わえます。 「ウブメの夏」:京極夏彦 プロットがどうだとかありますが、めくるめく一夏の悪夢。 「タイタンの妖女」:カートボネガットJR 言語感覚を笑える小説というのはなかなか貴重です。 「限りなく透明に近いブルー」:村上龍 ラストシーンが綺麗ですね。 ・・しかし・・・偏読がはげしいなあ・・・。