2004-01-15 ■ 風の歌を聴け 「ねえ、俺たちはイッてるよ。」5分ばかり後で鼠はそう言った。「見てみなよ。ティッシュがなかったなんて信じられるかい? 僕は肯いた。「でも、キーボードはもう駄目だな。精子まみれだから。」 「気にするなよ。画像はいくらでもあるが、女は金じゃ買えない。」 僕は少しあきれて鼠の顔を眺めた。「無職でつか?」 「らしいね。」 「仕事しろ」 鼠はそれには答えなかったが、満足そうに何度か首を振った。「でもとにかく俺たちはイッてる。」 Ref: 村上春樹的@半角文字列 http://okazu.bbspink.com/ascii/kako/1055/10557/1055735221.html